太陽系のなかで三番目に大きい惑星が天王星です。
西洋占星術のなかの天王星は、世代を占うことができる星ともいわれています。
世代でいえば、天王星は約7年ごとに星座宮をうつりますが、たとえば誕生したときに天王星が乙女座にあれば、乙女座の世代になるといわれています。
天王星が及ぼす影響
一例として、1988年から1995年に生まれた方は、山羊座の世代ということになります。
過去や歴史を重ん、知性と規律を大切にされる世代。貧富の差が激しくなる世代でもあり、格差が原因で革命や戦争を起こす可能性もある世代ともいわれています。
つぎの水瓶座の世代(1995年~2003年)の方は、新しい未来を築く世代とされています。精神的なものを重視し、理想と真実を追い求め、改革の世代となるといわれています。
天王星は水瓶座の支配星ですから、さらに強い影響があることでしょう。
今も昔も
古代遺跡から石碑が発掘され、「今の若い者はどうにもならん…」というようなことが刻まれていたそうです。
いつの時代でも、上の世代は下の世代の者たちのことが理解できずに、つい愚痴りたくなるようです。
若い人たちのことが不思議な者にもみえて、理解できないこともたくさんあるかもしれませんが、無理に理解する必要はないものだと思います。
世代間の違いを怒ったり寂しく思う必要などないのかもしれません。
奇跡的変化を起こす星
天王星は奇跡的とも思える変化をもたらす星ともいわれています。
天王星は2018年の5月中旬から11月初旬まで、一時的に牡羊座から牡牛座にうつり、2019年の3月から7年ほど、牡牛座にとどまります。
社会も個人の人生も大きくさまがわりしていくことでしょう。
安定と実力が試される時期
牡牛座は「安定と実力」の星座です。
みせかけの実力は見透かされ、真に能力のある方が正当な評価されていく社会になりそうです。個人としても、環境と人間関係が大きく、そして突然、変化していく流れとなっていくでしょう。