経済人やアスリートの方、芸能関係の方で、大きな成功をおさめている方は「運」というものを大切にされています。イチロー選手などがバッターボックスで毎打席、同じ動きをするのも「運」が良かった時の動きを再現すると言う「ルーティーン」と言うモーションを行なっているのです。
有名人が信じる「運」
金メダリストの荒川静香さんがテレビのインタビューで答えていたさい、「オリンピックでよい成績を残すために必要なことは、日頃の練習、努力、才能、そして運です」とお話されていました。
大物になるには「運」が必要?
元総理大臣の小泉純一郎さんは、「総理大臣になるためには運が必要だ」と、お話されています。
萩本欽一さんのエピソードも不思議なものに思えるものです。
テレビの出演者を決めるときには、複数いる場合、いちど全員を帰して、しばらくしてから家に電話をかけて最初に本人がでた人を選ぶのだそうです。出演者として選ばれるのは奇跡のようなものだったと思います。
あるいは、最終的にはジャンケンで決めることもあるそうです。「運」をたいへん大切にされている萩本さんの考え方は、長く芸能界で生きてきた結果、「運」がどれくらい大事なのかを実感されているからなのでしょう。
「運」がないと言う「幸運?」
萩本さんは、萩本ファミリーといわれている芸能人と会うたびに、「なにかいいことがあったか?」と尋ねるのだそうです。
「なにもいいことがありません」と答えると、萩本さんは笑顔になって喜ぶのだそうです。
その理由は、仕事以外のことで幸運なことがあると、運を使い果たして、仕事運もなくなるからだというのだそうです。
彼女をつくると運気が落ちるからつくるな、というアドバイスも聞いたことがあるそうです。
運が無い時は?
占いをされて、運気が低迷しているとわかったときには、内部充実、充電、未来に向けての準備に徹するのがベターなのですが、うまくいかないときほど動きたがる、新しくはじめたくなるので、よけいに傷口を広げてしまいます。
必ず運は変わって行く
誰であれ、生涯、順風満帆ということはないでしょう。
誰でも運気のバイオリズムは季節の如くに移りゆきます。
いちばん暗い時は夜明けがまぢか。
冬来たりなば春遠からじ。
逆に、幸運なときほど慎重に。太る豚は幸せではない、という諺もあります。