もともと私は「運命」というものが本当にあるのだろうか?
そのことを確かめたい。それが占いを学ぶ動機でした。
変えようもない運命など、あってはならない、今でもそう信じています。
転化の法則
確かに、さまざまな人を占いますと、悩んでいる運気に合致している場合が多いと思います。
家族や親しい人まで視野に入れると、本人はトラブルもなく過ごしているけれど、家族の運気が悪くなくても、病気や事故に遭遇していることもあります。
いわゆる、転化の法則です。
「算命学」の天中殺では、不思議なことですが、親に影響がでない場合は子供に影響がでることもあるとあります。
体験すべき「量と数」
この地球世界においては、体験するべき「量と数」が定まっているのではと考えています。
誰かが体験するべきことを、ほかの誰かが肩代わりして重荷を背負うこともあるのでは、と考えています。
エドガーケイシーの言葉
ここで、眠りながら、病気治療の方法や数々の予言を的中させてきたという「エドガー・ケイシー」の言葉を紹介します。
ちなみに「実体」とはその人自身のことです。
「いかなる惑星の運行も、太陽や月の相の力も、天上の主要部でさえも、人間の意志の統治以上のものではない。創造者は人間が初めて生きた魂となったとき、人間のために選択の力を与えたのだ」
「占星学的にも、職業的にも、遺伝的にも、環境といえども、実体の意志や決心にまさるものはない」
「いかに厳しい状況のなかに生きていても、その実体(本人の魂)の意志にまさる衝動はないし、カルマでさえも意志にはかなわない」
輪廻転生からの解脱
しかしながら、その意志を誘導するものの存在もあるのではないか、それが星と呼ばれる「なにか」だと考えています。それは、地球を離れたときに影響力をなくし、私たちは解放されます。そのことを仏陀は「輪廻転生からの解脱」とお話されたのではないかと思います。
未来派変化している
実際、エドガー・ケイシーの予言もすべて的中しているわけでもないようです。
臨死体験をして、近未来をのぞいた方も、みるたびに近未来の姿が変化しているとお話されています。
どんな占いの結果がでたとしても、恐れる必要はありません。運命は確定しているものではないからです。私たちの意志と選択が未来を創っていくのですから。