算数命の天中殺が日本じゅうを騒がせていた頃、内藤文穏先生著「秘伝元空占術 天中殺は怖くない」というタイトルの本が潮文社さまから出版されました。
少々、難しい本でしたが、占いを学んでいる私にとっては、「目からうろこが落ちる」というくらい、奇跡的な出会いといってよいくらいの本でした。
未来の運勢や相性、吉凶方位など、さまざまなことが占える占術です。
Contents
陰極まって陽となる
「気学」「九星占術」などの占いでは、五黄殺や暗剣殺は大凶以外のなにものでもないわけですが、元空占術では、最初は不思議な解釈だと思いましたが、例外的に、精神的、肉体的、運気的に異常な状態のときは、五黄殺や暗剣殺は「毒をもって毒を制す」にもなり、病が癒えたり、精神的に安定したりということもあると書いてありました。
そうなのか、なるほど、勇気のいる方法ではありますが、そうした荒療治もあるかもしれないと、目からうろこが落ちていく思いになりました。
不思議な星の人
実際、トラブルのなかにいたり、バランスを欠いたりしているとき、五黄土星の人といると、病が治ったり、とてもよい方向に向かうことが多々ありました。
実際の話、薬にも副作用があって、これもある程度安全な「毒をもって毒を制す」だといえるかもしれません。
年運が最優先
ほかにも、大運は切り替わりの時だけ注意をすればよい、年運が重要なポイントだとか、今の私の占い鑑定において、大きな影響をあたえてくださった本でした。