占いをしてもよい結果ではないことも多々あるものです。
悩んでいるから占い相談をされるわけですから、多くは運気が低迷している場合が多いものなのでしょう。
運の停滞期の話
とある経済誌で、四柱推命をアレンジした占いで、経済界の人たちを占っていた占い師の方がいました。
その方がだされた本のなかで、ある社員を退職させるか異動させようかと、ある会社の幹部社員から相談されたことが書いてありました。
その社員は四柱推命でいう、「傷官」の年運でした。
傷官が年運に巡ると、評価や地位、名誉、自尊心などが傷つけられる年となります。
組織からは孤立し、孤独感におそわれる年でもあります。トラブルをおこしている政治家、芸能人、有名人の多くが傷官の年や月に名誉を傷つけられています。
待つ事が必要な時もある
その占い師は、その社員の運気が評価を落としているだけですので、来年までようすをみることをアドバイスしました。その鑑定結果のとおり、来年になったとたん、不思議なことに、その幹部社員の相談された社員への評価が様変わりして、高評価に変わったということでした。
性格や気質が隠れてしまう?
10年ぶりにあった友人、知人が変わったと思うことがあるのは、本来の人の性格や気質は大運や年運によって、隠れてしまうことがあるからです。
その社員が傷官によって、本来の人柄や能力、才能が隠れてしまい、よくない評価になっても、悪い運気は一年ほどで終わることが多いものです。
未来への希望を胸に
そのように、今年はあまりうまくいかない日々でも、未来はきっと明るくなる、奇跡のような出来事があり、今の閉塞状況から脱出できると希望を抱かせてくれる、それが占いの効用だと思います。